この記事では、実際に1歳児を連れて3泊5日でシンガポールへ行った体験をもとに、移動・ホテル・観光の流れを詳しく紹介します。
「初海外で不安…」「子どもがいても大丈夫?」という方の参考になるよう、注意点や便利だったポイントもまとめました。
1日目:シンガポールまでの移動を楽しむ
ざっくりスケジュール
- 06:00 出発
- 09:15 関西国際空港 発
- 11:15 上海浦東国際空港 着(乗り継ぎ)
- ラウンジで休憩
- 16:25 上海浦東国際空港 発
- 22:15 シンガポール(チャンギ空港)着
- 23:00頃 ホテル到着・チェックイン
- 就寝
本当は関空ーシンガポールの直行便が良かったのですが、、、
ANAのマイル特典航空券の利用だったこともあり、座席を取り損なってしまい、往路だけ上海経由のルートにしました。
ちなみに、マイル特典航空券で子ども座席(膝上)を予約するのは電話予約のみの受付でした。料金は大人料金の10%です。マイル特典航空券では大人料金がわからないので電話で確認するまでわかりませんでしたが、通常の航空券予約の料金でおおよその目安は立てられると思います。

06:00 出発
● 早朝の移動
自宅から空港までの移動中に慌ただしくならないよう、あらかじめ動線を確認しておきました。荷物が多い上にベビーカーもあると移動でもたつくこと間違いなしなので、エレベーターの位置など、できる限りの情報は押さえておきましょう。
● 荷物預け(制限重量に注意!)
関空ー上海間はANA、上海ーシンガポール間はシンガポール航空であったため、預け荷物の制限重量に違いがありました。家族3人分の荷物が入る大きめのスーツケースだったため23kgを超過してしまっており、関空ー上海間は超過料金を支払うはめに。。。
ANA:23kgまで
シンガポール航空:30kgまで
航空会社が往路・復路で異なる場合は、必ず「預け荷物の重量ルール」をチェックしておくのが超重要です。今回のように、片方だけ厳しい会社だと超過料金が発生することがあります。
09:15 関西 → 上海(乗り継ぎ)
● 09:15 関空 ターミナル1 発
機内ではおやつ、動画、絵本が活躍。子連れフライトには必須アイテムでした。
● 11:15 上海 ターミナル2 着
乗り継ぎは利用できるゲートが少なかったこともあり、やや混雑気味。トイレは早めに済ませておくのがおすすめです。
14:00 ラウンジで休憩
乗継時間が少し長めだったので、プライオリティパスでラウンジを利用しました。所有者は無料、同伴者も追加料金で利用可能です。子どもは2歳未満まで無料で利用できます。
ターミナル 2(T2)から空港シャトルでサテライトターミナル 2(S2)へ移動し、VIP Lounge 170を使用しました。移動は少し手間でしたが、混雑なくゆったりと過ごすことができました。シンガポール22時頃到着になるため、出発前にシャワーが利用できたことも助かりました。

子ども連れだと「静かに休める空間」が本当にありがたいです。席を確保してゆっくりできるので、小さな子の機嫌も安定しやすく、親も体力を温存できます。
16:25 上海 → シンガポール
16:25 発の便では、子ども座席の予約の際にバシネット(ベビーベッド)席を案内していただけました。子どもが途中で寝てくれたため、夜到着でもそこまで負担はありませんでした。

22:15 シンガポール着後は、入国 → 荷物 → タクシーの流れでホテルへ。タクシーは空港のタクシー乗り場へ行けば確実に捕まえられますのでタクシーアプリを使わなくても、運転手さんにホテル名だけ伝えればOKです。支払いはApple Payやクレジットカード決済が使えるので現金は不要です。
23:00 ホテルチェックイン
遅い時間の到着でしたが、スムーズにチェックインでき、翌日からの観光に備えてすぐ就寝しました。
深夜到着でも、シンガポールは客引きの心配などはなく、とても安全に乗れました。小さな子がいる場合は、迷わずタクシーでホテルへ向かうのが安心です。
▼朝起きたらこの景色で、一気に旅行の気分が上がりました


▼宿泊した部屋(デラックスルーム)



【1日目まとめ】
・上海経由は正直大変だけど、ラウンジ利用でかなり楽になる
・バシネット席は必ずリクエストしておくのがベスト
・深夜到着でもタクシー移動が確実かつ安心
・子連れは「機内で寝てくれるかどうか」がすべて…
2日目:セントーサ島&マリーナベイ
ざっくりスケジュール
- 08:00 ホテル朝食
- 09:30 セントーサ島散策
- 13:30 ランチ&休憩
- 15:30 マリーナベイエリア
- 18:00 マリーナベイサンズ
- 20:00 ナイトショー
- 21:00 ホテル
- 就寝
08:00 ホテルで朝食
朝はホテルの朝食会場「ネイティブキッチン」へ。子ども用の椅子やシリアル、フルーツも揃っていて、家族みんなでゆっくり食事ができました。ヌードルステーションではその場で麺を茹でてラクサを提供してくれます。



今回宿泊したビレッジホテルセントーサは、子ども連れでも本当に快適に過ごせる設備が揃っていました。
料金や空き状況は、以下の予約サイトから簡単に比較できます。
09:30 セントーサ島周辺をゆっくり散策
午前中は、ホテル周辺をぶらぶら散策。
セントーサ島内は歩道も広く、ベビーカーでも移動しやすかったです。
▼いきなり野生の孔雀に遭遇

▼パラワンビーチ(ホテルから徒歩で数分)

▼パターゴルフ・プール・屋内サーキット・キッザニア、徒歩圏内にアクティビティが豊富




セントーサはとにかく“歩きやすい・遊びやすい・暑すぎない”がそろっていて、小さな子でも負担が少ない印象でした。ベビーカー移動もストレスフリー。
13:30 ランチ&いったんホテルで休憩
昼食は島内のカフェでさくっと済ませ、午後に備えて一度部屋へ戻って小休憩。
子連れ旅行では、「無理に予定を詰めすぎない」のがポイントだと感じました。
15:30 マリーナベイエリアへ移動
午後からはタクシーでマリーナベイエリアへ。
マーライオン公園やヘリックスブリッジ、マリーナベイサンズ周辺をお散歩しました。


18:00 マリーナベイサンズでショッピング
ショッピングモール内はベビーカーでも動きやすく、子どもが飽きたらベンチで休憩。
フードコートも充実しているので、夕食もここで済ませました。
ルイビトンのショコラトリーやバシャコーヒーなど、日本未進出の店舗をメインに回りました。
ショッピングモールは規模が大きく、歩くだけでも楽しいエリア。特にルイ・ヴィトンのショコラトリーは、好きな人には絶対刺さるはず…!
▼ルイビトンのショコラトリー(フランス国外で初の店舗)

▼バシャコーヒー

20:00 ナイトショー鑑賞
夜はマリーナベイサンズのナイトショーを鑑賞。
子どもも光に釘付けで、20分ほどのショーなのに最後までしっかり見てくれました。マリーナベイの夜景と相まって、旅行2日目のハイライトに。
21:00 ホテルへ戻って就寝
タクシーでホテルに戻り、子どもに合わせて早めに就寝しました。
【2日目まとめ】
・午前はセントーサ島周辺をのんびり散策するだけでも十分楽しめる
・ホテルを拠点に「昼寝タイム」をはさんで、子どものペースで動くのがおすすめ
・マリーナベイエリアはベビーカーOK&タクシー移動で、子連れでも負担少なめ
・マリーナベイサンズのナイトショーは、2日目のハイライト級で大人も子どもも大満足
